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2020/12/20 09:50


なぜヘンプは違法になったのか?そして、アメリカや日本でヘンプはこれからどうなって行くのか?


事実と私見を交えて簡単にご説明しようと思います。


「大麻」と言う植物は日本では悪の根源のようにイメージづけされています。メディアでも大麻所持で捕まった芸能人や著名人は最低な人間のように扱われ、世間から叩かれます。「大麻」って一体何なのか?日本人はほとんど知らないので、最低限知ってもらいたいです。正直悪いものではなく、偏見を正すべきだと思います。


まず、「大麻草」には大きく分けて2種類ある事をご存知ですか?


皆さんがイメージする「大麻」は向精神作用、いわゆるハイになるあのマリファナやカンナビスと呼ばれる大麻草です。もう一つ、向精神作用が無く、大昔から人々の生活に無くてはならない植物で、日本でも神聖な儀式に使用されていた「大麻」、ヘンプがあります。


この2種類は見た目は同じだけど性格、中身は全然違ういとこみたいな物なんです。海外ではハイになる方はマリファナやカンナビス、ハイにならない方はヘンプと呼ばれています。

 

ヘンプにはハイになる成分、”THC”がほぼ入っていません。ヘンプは日本では産業用大麻と呼ばれ、今ではCBDはもちろんですが、生地、ロープ、建築材料、家畜の餌などにも使われています。麻の実はヘンプシードと呼ばれて高タンパクな食材として使用されています。その他にも化粧品などにも使われています。


また最近ではヘンプが生分解性のあるプラスチックや燃料なども作れることから、環境的にも注目を浴び研究されています。ぜひ皆さんも産業用大麻と呼ばずにこれからはヘンプと呼んで行きましょう。


先ほども言いましたが、ヘンプは日本の伝統文化を支える神聖な植物です。神社にあるしめ縄や、神主さんの衣装は麻製で、巫女さんも髪を束ねるのに麻紐を使います。他にも相撲の横綱の綱、七味唐辛子に入ってる麻の実、赤ちゃんの産着に魔除けとして「麻の葉」の模様が用いられることもあります。


こんな日本に切っても切れないような神聖な植物が日本では誰でも育てられず、規制されています。向精神作用もなく、そして環境にも優しく、人間にメリットばかりなヘンプがなぜ規制されているのか?気になりませんか??


その答えをお教えします。


2020年は皆さんにとって一生忘れる事のない特別な1年になったと思います。コロナで一気に世界が変わり、生き方も変わって行き、衰退する産業もある一方で、アメリカのヘンプ産業は繁栄しました。ヘンプから抽出されるCBDやその他カンナビノイド製品も大ヒットしました。ストレスで寝れない、リモートワークで座りっぱなしで身体が痛い、先行きの不安などを緩和することでCBD製品は一気に広まりました。日本でも今年はCBDのブレイクイヤーと言っても過言では無いでしょう。アメリカは2018年のヘンプ農法案から2年が経ち、ヘンプは合法的な農産物としての地位に回復しました。まだ法的な問題が残っている一方でヘンプは社会に浸透し、広く親しまれてきています。CBD製品はスーパーやドラッグストアで買えます。ハワイに行く方ならご存知だと思いますが、WHOLE FOODSなんかでも当たり前のようにCBD製品は売られています。


そんなヘンプですが、アメリカの植民地時代、農民がヘンプを栽培することを奨励し、場合によっては義務付けさえしていました。アメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントンもヘンプを栽培していたことは有名な話です。マリファナは一般的に医療目的で広く利用され、1850年から1937年まで米国薬局方でも認めらていました。


1900年代初頭、マリファナに対する社会的態度が変化しました。白人の人種差別主義者の考えがマリファナとメキシコ人を台頭とした危険な移民を関連付けることを広めました。1930年代までに、政府がプロパガンダを通じてこれに取り組み、国民の恐怖を高めました。これは、大麻の合法性を攻撃するためのプラットフォームでした。1937年にマリファナ税法が定められて以降マリファナは時代と共に法律の標的になり続けました。 


いとこのマリファナとグループ化されたヘンプも事実上禁止されました。 1970年代から1990年代にかけて猛威を振るった「麻薬戦争」に巻き込まれたのと、アメリカ政府が長い間、ヘンプとマリファナを区別できなかったり、しなかった為ヘンプの栽培は2000年代まで事実上存在しませんでした。


要するにヘンプは、そっくりないとこのマリファナと区別ができないという理由で長い間、犠牲者となって同じ扱いで違法にされました。ようやく最近、アメリカはヘンプを合法にして、アメリカ50州中、36州がマリファナの使用を認めました。ただマリファナは連邦レベルでは違法です。今月頭にアメリカ下院議会は、マリファナを非犯罪化し、マリファナ関連の有罪判決を抹消する法律を可決しました。これはすごい事なんです、1937年に決まった法律が83年ぶりに変わろうとしているんです。この後、この法案は共和党主導の上院議会で決議されることになります。可決されるかどうかはまだ分かりませんが、この時点で歴史的な快挙なんです。ニューノーマルになったこのタイミングで時代が変わろうとしています。


この変化に日本はどう対応して行くのか?日本国民の大麻に関しての知識や意識の差がアメリカ国民と比べてどんどん離されていってます。日本の大麻取締法はアメリカ支配下の1948年にアメリカが定めた法律のまま、大麻は禁止されていて72年間変えようとも、変わろうともしていません。マリファナもヘンプも同等に扱われて法律を見直そうという動きも無いままです。


日本もアメリカのようにヘンプを見直すべきだと思っています。身体に良く、副作用がなく、どの部分も使用でき環境に良くて、向精神作用もない。CBDやその他カンナビノイドを抽出するなどたくさんのメリットがあるヘンプだけでも日本で生産が可能になれば国産のCBD製品が作れて、価格も下がり、品質も管理できて、薬に変わる新しいウェルネスサプリメントがもっと広まると思っています。


その日が来るまで、NUMUN NATURALSは日本の輸入基準に添った高品質で安全な製品を生産し提供し続けます。お子様からお年寄りの方、ペットにも使用可能な安全なCBD製品をご提供します。CBDで皆さんの自然治癒力を目覚めさせ、薬に頼らない身体作りを提唱し続けます。


NUMUNはこの1年間、5%と10%の濃度のCBDオイルを販売致しました。ユーザーの皆さんから高い濃度のCBDオイルを希望する声が多かったのでこの度、15%を生産しました。日本で販売する許可が下りたので、2021年年明け早々皆様にお届けすることになる予定です。


ぜひこれからもNUMUN NATURALSをサポート宜しくお願いします。


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